晴れの日の直光では写真は綺麗に撮れない at 東京大神宮

お宮参りの集合写真

お宮参りの名所。東京大神宮

伊勢神宮の遙拝殿として東京都千代田区に建てられた東京大神宮東京のお伊勢さまとして親しまれていますね。

そして、恋愛のパワースポットとしても大人気な神社が東京大神宮です。

東京大神宮の鳥居

鳥居をくぐった先にある、神門の扉にはハートマークがいくつもあるんです。正式には、猪の目(いのめ)と呼ばれる形だそうですが、カップルには嬉しい印しです!

東京大神宮のハートの写真

早速ですが、今回、お宮参りの出張撮影でご紹介するのはTさんファミリー。

神社の前を歩く家族
お宮参りに出かける家族

主役のお姫さまはシホちゃんです。

お宮参りの赤ちゃんの写真

おっきい!そう、もう三ヶ月の赤ちゃんです。

東京大神宮の本殿の写真
ママが赤ちゃんを抱っこしている写真
赤ちゃんの笑顔の写真

可愛すぎる!!!

笑顔は人を幸せな気持ちにさせてくれますね。

お宮参りの家族写真
赤ちゃんの写真

パパとママの愛情がたっぷり注がれているからこそ、生まれる笑顔。

子供の笑顔は、夫婦には嬉しい印しです!

パパが赤ちゃんを抱っこしている写真
お宮参りの出張撮影の写真

お宮参りは、生後一ヶ月後(男の子は31日後、女の子は32日後)に行なう行事とされていますが、生後一ヶ月の外出ですと不安も多いはず。昔の習わしに拘らず、ママや赤ちゃんの体調を優先した方がいいですね。

赤ちゃんの写真

抱っこするのも重く感じる時期ですが、三ヶ月の赤ちゃんだとたくさんの表情を見せてくれますね。一ヶ月の赤ちゃんだと寝ているか泣いているかのどちらかなので、こんな表情は撮れません。

ママが赤ちゃんを抱っこしている写真
お宮参りの出張撮影の写真

赤ちゃんのたくさん表情を見られると、カメラマンもますます楽しくなっちゃいます。

お宮参りの赤ちゃん

お宮参りではたくさんのシーンを残そう

家族のイベントは、お食い初め、お誕生日やハーフバースデイ、七五三、卒園式・入学式、成人式とたくさんありますが、お宮参りは最初の家族写真です。

祖母が赤ちゃんを抱っこしている写真

お宮参りの出張撮影では、当日参加された皆様に赤ちゃんを抱っこしてもらい記念写真をお撮りします

祖父母の写真

お宮参りを楽しみにしている祖父母様も多いはず。遠方で離れて暮らしている祖父母様は尚更、感慨深いことでしょう。もちろん、パパやママだって祖父母様との写真は嬉しいですよね。

お宮参りの写真

写真スタジオのお宮参りの写真は、ほとんどワンシーンのみ。同じ場所で赤ちゃんを抱っこする人を交代するくらい。

でも、プロカメラマンが同行する出張撮影であれば、いろんな場所でたくさんのシーンを写真として残すことができます。そして、時間内に撮影したデータを全てお渡しできるので比較的に料金設定が安い出張撮影が人気なんです。

祖母が産着をかけている写真
お宮参りの写真

家族写真というのは、家族の時間を残すこと。

赤ちゃんのためにも、たくさんのシーンを残してあげたいですね。

お宮参りの集合写真

晴れの日の直光では写真は綺麗に撮れない

出張撮影(ロケーション撮影)のデメリットといえば、天気の問題。やっぱり、心配になりますよね。この日も、すごく天気が悪くて(実際、撮影後は雨)、Tさんファミリーは写真が撮れるかどうかとても心配していたんです。

寒いのは赤ちゃんに負担がかかるのでよくありませんが、実は、天気は晴れてなくても大丈夫なんです。というか、むしろ晴れて無い方が良いくらいです。

人物撮影の場合、柔らかい光が必要なんです。特に、赤ちゃんはメイク(ファンデーション)をしていないスキン(裸)の状態です。晴れの日の直光では綺麗に撮れないんです。いわゆるピーカンだと肌感は飛びますし、強い影ができてしまい、良い写真にはならないんです。

例えば、芸能人が老若男女問わずファンデーションを厚塗りしていることをご存知でしょうか。テレビ映像の場合、基本的に出演者全員にピントをバッチリ合わせなければなりませんので必然的に大量のライトが必要になるんですね。なので、ファンデーションを厚塗りしないと肌感は飛ぶんです。

赤ちゃんだけではなく、日本の男性の多くはファンデーションを塗る習慣はないと思います。また、最近の女性のメイクは下地よりも目の周りに気を遣っているように見えます。人物の写真撮影ではファンデーションが一番大事なんです。

赤ちゃんの写真

また、赤ちゃんには紫外線がよくないので晴天の時は、日陰で撮影するべきです。そうすると、撮影ポイントも制限されます。出張撮影(ロケーション撮影)の醍醐味は撮影場所、背景の季節感や空気感だと思いますが、晴れの日は人物と背景に大きな差が出てしまうんです。

例えば、人物が綺麗に写っていると思ったら背景が白く飛んでしまったり。神社の本殿が綺麗に写っていると思ったら人物が暗かったり。

ようするに、集合写真のような引きのカットは自然光では撮れないんですよね。とはいえ、顔のアップの写真ばかりでは出張撮影(ロケーション撮影)の意味がありません。

ママが産着をかけている写真

経験豊富なプロカメラマンに依頼できる出張撮影では、臨機応変に対応するのでご安心ください。

状況に応じてストロボ(フラッシュ)を使います。暗いからストロボ(フラッシュ)を使うのではなく、光のバランスを整えるために人工光を使うんです。

なので、出張撮影(ロケーション撮影)はカメラマンの経験と技術が必要とよく言われています。

お宮参りの記念写真

光の選択よって撮影ポイントのセレクトが決まりますが、天候だけでなく撮影時間(太陽の位置)によっても左右されます。昼は、太陽が真上に位置して、被写体と近くなるので光は良くありません。夕方は太陽が横に位置して、とても遠くなるので光は柔らかく、人物撮影に適しています。

また、日本の四季は地球が自転している為ですが、夏と冬では太陽の角度と距離がまるで違うので、光の性質も変わります。冬の光は柔らかいのでポートレイト撮影には向いています。

お宮参りの集合写真

晴天の場合、人工光を使わなければ綺麗な写真は撮れないわけですが、家族の時間、空気感を大切にするなら自然の光がやっぱり良いんですよね。

結論、こういう家族写真は光がまんべんなくまわった曇り空がベストなんです。小雨でも綺麗です。

お宮参りや七五三をハレの日なんて言うものですから、曇り空がベストですとはなかなか言えませんけど。でも、これがプロカメラマンの本音なのです。

今回は、とっても綺麗な光でしたので暴露しちゃいました(笑)

お宮参りの家族写真

とはいえ、以上はプロカメラマンの常識でしかなく、家族写真の善し悪しは光だけで決まるものでもありません。

写真とは、そもそも被写体に依存するものです。プロカメラマンの手柄は、一割程度です。

良い写真が撮れたのは被写体のおかげです。Tさんファミリーのおかげです。

素敵な家族。超可愛いシホちゃん。プロカメラマンじゃなくても良い写真が撮れます!

こういう出会いに本当に感謝しています。

Tさん、ありがとうございました。

参考ページ

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